サイトが重い・表示が遅い・検索順位が上がらない…それ、画像設定が原因かもしれません。Web制作者が陥りやすいNG画像設定10選と、正しい最適化方法をPixBirdツールとともに解説します。
はじめに
「サイトの読み込みが遅い」「Lighthouseのスコアが悪い」「SEO評価が下がる」
──それ、画像の扱い方が原因かもしれません。
本記事では、Web制作者がやりがちなNG画像設定10選を紹介します。
NG①:高解像度の画像をそのままアップロード
📉 サイト表示速度を大幅に低下させる原因です。
モバイルでは数MBの画像が致命的になります。
✅ 対策:画像を圧縮して軽量化
NG②:PNGばかり使っている
PNGは可逆圧縮で品質は高いものの、ファイルサイズが重くなりがち。
写真にはJPEGやWebPが適しています。
✅ 対策:最適な形式に変換
NG③WebPに対応していない
2025年以降、**WebP非対応=時代遅れサイト***。
表示速度もSEOも損しています。
WebPとは・・・「[WebPとは?2025年の画像最適化トレンドと対応ブラウザまとめ」
✅ 対策:全画像をWebPに変換
NG④:alt属性(代替テキスト)を設定していない
altが空だと、SEO・アクセシビリティ両面でマイナス評価。
Google画像検索にも表示されません。
✅ 対策:「画像の内容+文脈」を意識したaltを設定
NG⑤:ファイル名が「IMG_1234.jpg」などのまま
検索エンジンはファイル名も評価対象。
意味のある英語キーワードを入れましょう。
✅ 例:「IMG_1234.jpg」→「website-speed-optimization.jpg」
NG⑥:同じ画像を何度もアップロード
重複画像が多いと、サーバー容量を圧迫+SEO評価分散。
✅ 対策:使い回しを管理・最適化
NG⑦:背景画像を巨大なサイズで設定
デザイン重視で1920px以上の背景を多用していませんか?
特にヒーローヘッダー画像は要注意。
✅ 対策:デバイス別に最適サイズを出力
NG⑧:サムネイル生成を自動任せで放置
自動生成されたサムネイルが最適化されていない形式やサイズのまま使われていることが多いです。
✅ 対策:最適なサイズに変更
NG⑨:Lazy Load(遅延読み込み)を導入していない
画像をすべて一気に読み込むと、初期表示が遅くなります。
✅ 対策:
<img src="image.webp" loading="lazy" alt="説明テ
※HTML標準の loading="lazy" 属性を活用NG⑩:サイト全体で形式がバラバラ
JPEG・PNG・GIF・WebPが混在していると、管理が煩雑でCDNキャッシュ効率も悪化。
✅ 対策:形式を統一
まとめ:画像最適化は「デザインの一部」
画像設定を見直すだけで、
- ページ速度が劇的に改善
- 検索順位が上昇
- ユーザー体験が向上
PixBird を活用すれば、
「圧縮 → 変換 → 最適化」がすべてブラウザ上で完結します。
関連ツール
画像サイズ変更ツール
画像の幅・高さを自由に変更できるリサイズツール。トリミングや縦横比の保持にも対応。
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